【実】油桐(あぶらぎり)
6〜7cmほどの実がたくさんついています。
油桐の実です。
名前が示す通り、油が多い実で、半分に切ってみると切り口から油が滲んできます。油が光っているのがお分かりでしょうか。
手が油だらけになってしまいました。
実そのものは大変硬かったです。
この種子から採れる油(桐油)は不飽和脂肪酸を多く含む乾性油であるため、塗料や印刷インキ、油紙の材料として盛んに使われた。ただし、エレオステアリン酸など毒性を持つ不飽和脂肪酸を含むため、食用にはできず、食料にされるエゴマ油と対比して毒荏とも呼ばれています。