こちらは、八重の山吹。
山吹より遅く咲き始めます。
「七重八重 花は咲けども 山吹の
実のひとつだに なきぞかなしき」
この短歌は有名ですよね。
太田道灌が山道で急な雨にあい、一軒家に雨具の蓑(みの)を借りようとしたところ、貸す蓑一つ無いその家の女性が八重山吹を一輪差し出しながら詠んだ短歌です。
蓑=実のをかけたように、この八重山吹には実がなりません。
短歌は、後拾遺和歌集 兼明親王(かねあきらしんのう)の歌す。
一重には実がなります。
郁子 (むべ)
昨年12月17日に実が成っていたのを見つけ、花が咲くのを待っていました。
初めて見る花です。
実は木通(あけび)に似ていますが、花は似ていません。
同じ木通科なのですが。
昨年の実の写真 ↓
花梨 (かりん)Chinese quince tree
のどの薬として有名な花梨の花です。
昨年9月、実が成っているのを見つけたので、花が咲いているか見てきました。
ピンクの花が可愛らしく咲いていました。
昨年の実の写真
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