万両（まんりょう）

万両も百両も十両も、みな薮柑子（やぶこうじ）科です。

似たもので千両がありますが、千両は千両科です。

万両の実は、葉の下に垂れ下がって実をつけ、鳥に食べられにくく沢山残り、千両は葉の上に実をつけるので、鳥に食べられやすい。

上から見るとこんな感じです。

また、万両は垂れ下がって実が重そうなので万両となったとも。

百両、十両は実が少なく背丈も低いので、こう名付けられたようです。

赤い実だけでなく、白い実もあります。

柚子 （ゆず）

柚子が黄色く色づいてきました。

柚酸とも書くようです。

桃栗３年、柿８年というのは、実が成るまでの年数ですが、

柚子は「柚子は大馬鹿１８年」と言われています。

別名　コガキ（小柿）、ブドウガキ、シナノガキ

写真では、わかりづらいですが実の大きさは２～３cmの大きさです。

中には種があるんでしょうか。あるとしたら、食べる部分はほとんどないですね。

もっとも甘いか渋いかもわかりません。

ピラカンサス

別名：「常盤山櫨子」（ときわさんざし）

まるで木が燃えているように真っ赤です。

仙人草の種とひげ

ひげが、ふさふさと仙人のひげらしくなってきましたね。

仙人草の名前の由来となったのが、このひげが仙人のひげに似ている事からです。

屁糞葛（へくそかずら）の実

昔は実の汁を、しもやけやあかぎれに塗っていたそうです。

花は、こんな花です。

獅子柚（ししゆず）

別名　鬼柚（おにゆず）

ユズと名前はついてますが、文旦（ぶんたん）の仲間です。

食用というより、観賞用で栽培されています。

あるいは、実より皮をピールにして食べるのかな。

木瓜（ぼけ）

実が瓜の形に似ているところから木の瓜でぼけ。

草木瓜というのもありますが、実に縦に彫りが入っている方が木瓜です。写真でおわかりでしょうか。