棕櫚 (しゅろ)

棕櫚 (しゅろ)

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細長い葉柄の先に手のひらを広げたような葉があり、その葉に隠れるように花が咲いています。

実がなると、鳥が食べ、種を運び、繁殖します。

種が芽吹くと、地面から一枚の葉がでてきます。この葉がどんどん増え手の平のようになり、十分葉が大きくなってから幹が地上に表れます。

この幹が地上に表れてから生長は早く、樹高が5mをこえるような大きさに育ちます。

最近、手入れがされていない雑木林に目立つようになってきています。ヤシの仲間ですが、耐寒性があります。

幹は固い繊維に囲まれ、たわしや縄(しゅろなわ)に利用されます。

また、葉を編んだ工芸品もあるようです。

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紫蘭 (しらん)

紫蘭 (しらん)

別名 白及(びゃくぎゅう)

英名 Bletilla

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名前は見た通り紫色の蘭ということでついた。

園芸店では漢字ではなくカタカナ標記が多い。

丈夫で育てやすいランの入門品として鉢植えでも庭植えでも楽しめる。

地下茎は白及根(はくきゅうこん)といい、健胃生薬として煎じ薬として利用されたり、地下浅いところの球状の茎(球茎)は、止血・あかぎれ、ひびに薬効がある収れん作用のある漢方薬として使われる。

花言葉 「あなたを忘れない」

5月14日、5月17日の誕生花

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甘野老 (あまどころ)

甘野老 (あまどころ)

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一見したところ鈴蘭のような花ですが、鈴蘭より細長い花です。

2つづつ花がぶら下がっています。

地下茎がヤマイモの一種の野老(ところ)に似ていて、野老(ところ)は苦いのに対し、こちらは甘いので甘野老 (あまどころ)と名付けられたようです。

若芽は茹でて食べられるようです。

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大手毬 (おおでまり)

大手毬 (おおでまり)

別名 手鞠花(てまりばな)

英名 Japanese snowball

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白い紫陽花かと思って近づくと違いました。

樹の幹も太く、樹高も3mほどです。

水の吸い上げが悪いので切り花にはむいていない。

園芸品種で1本の木から白とピンクの花を咲かすジェミニという品種もあるようです。

スイカズラ科で、バラ科の小手毬とは種類が異なります。

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英名 Japanese wisteria

英名からわかる通り、日本原産です。

駐車場の上に藤棚が作られていました。

藤の蔓は強く、右巻き(上から見て中心から外側へ時計回りに見える)です。

反対の左巻きは、山藤です。

色名の藤色は、この花からの由来です。

花は天ぷらで食べられるようです。

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