カテゴリー別アーカイブ: 白い花

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ユッカ蘭 (ユッカらん)

ユッカ蘭 (ユッカらん)

別名 厚葉君が代蘭 (あつばきみがよらん)

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柱のように長く伸びた茎に、ややクリームがかった白いお椀を伏せたような花がたくさん付いています。
門の中にあるのですが、まるでそのお宅のシンボルタワーのように立っています。
尖って固い葉は下の方に柱を守るように尖った先を四方へ向けています。

花が重いので倒れてしまうこともあるようです。

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鳴子百合 (なるこゆり)

鳴子百合 (なるこゆり)

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藪の中からちょこっと顔を出していました。
何かの実ができているのかと調べたら花でした。

鳴子というのは、田畑の害鳥やイノシシなどを追い払うために縄に竹と板をぶら下げて、それに触るとカタカタ音を立ててビックリさせて追い払うものです。

ちょうど花のつき方が、それに似ていることから名前がついたものです。

花は2個から5個位づつぶら下がります。

葉は笹に似た花です。

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栗 (くり)

栗 (くり)Chestnut tree, Marron
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どこからともなく匂ってきました。
そう、あの精液と同じような匂いです。
しかし、両者の成分は違うそうです。
 
あたりを見渡すと30mほど先に木全体が白い花で覆われている木がありました。
栗の木です。
 
雌雄別花で、白い花は雄花で、根元の方に雌花があります。
虫媒花で虫の力を借りるため、匂いを発散させて虫を誘っているんですね。
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鼠黐 (ねずみもち)

鼠黐 (ねずみもち)

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大学の生垣に植えられている鼠黐にポツンポツンと白い蕾が付いています。日当たりの良いところは花が開いています。

5mmほどの花で雄しべが2本出ています。
花より蕾の方が清楚で私は好きです。

名前は11月ごろにできる実がネズミの糞にしていて、葉が黐の木(モチノキ)に似ていることからつけられました。

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紅要黐 (べにかなめもち)

紅要黐 (べにかなめもち)

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高さが2m以上ある生垣に花が咲いています。
飲食店の駐車場の周りに植えられていますが、近隣への配慮からこんな高い生垣なんでしょうね。
若葉は赤く、だんだん緑に変わっていきます。
この赤は、まだ若葉が葉緑素も十分に形成されないため、アントシアニンと言う赤い物質で紫外線から守っているそうです。

アントシアニン よく目のサプリで聞く言葉ですね。

花は五弁で小さな白い花が咲きます。
形が、家紋の梅鉢に似ています。
梅も紅要黐もバラ科ですので、似ていても不思議はないですね。

花言葉 賑やか

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山法師 (やまぼうし)

山法師 (やまぼうし)
 
別名 山桑(やまぐわ)
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ハナミズキの花が終わり、山法師が咲き始めました。
ハナミズキと山法師の花はよく似ていますが、山法師は花びらの先が尖っています。
 
それに何と言っても大きな違いは、実が食べられるかどうかですね。
食べれるのを意外と知らない人が多いみたいですが、私は山法師の実は好きです。実がなるのが楽しみです。
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羽衣ジャスミン (はごろもジャスミン)

羽衣ジャスミン(はごろもジャスミン)

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蕾です。
花が咲いたら、もう一度撮ろうと思ってましたが、花が見当たりません。確かあの道のあの辺だったと思うのですが、後ろの塀も見当たりません。どこで撮影したかあやふやです。

蕾は赤いですが、花は白い五弁花が咲き、良い匂いがするようです。
ただ、花が多いと匂いがきつすぎるようですので、さっさと刈られてしまったのでしょうか。

残念!

インドでは、若い女性は、恋人にもらったこの花を
髪の毛に編みこんで愛の証しとするそうです。

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紫蘭 (しらん)

紫蘭 (しらん)(Bletilla)

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最近は、あちこちで見かけます。しかも1株2株と植えられているわけでなく群生して生えています。

やや湿ったところに生えています。

紫色の蘭であることから、名前がつきましたが、白い花の品種もあります。

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球根は、「白及根(はくきゅうこん)」で、止血、あかぎれ、ひびに効果があります。

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毒痛み (どくだみ)

毒痛み (どくだみ)

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よく道端とか山野に咲いているのは、皆さんもご覧になったことがあるでしょう。
雑草扱いされていますが、白くて綺麗な花を咲かせます。

毒を矯める(ためる)ことから名がつきました。
矯めるとは、悪い性質やくせなどを直す矯正などの字に使われる通りで、「毒を矯める」すなわち「毒を収める」「毒を止める」ことで、各種の効能があります。
葉や茎は漢方薬になります。
ドクダミ茶というのもありますね。

別名 「十薬」(じゅうやく) 十の効能があるということから付いた名前です。

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