仙人草 (せんにんそう)
別名 馬食わず(うまくわず)牛の歯毀れ(うしのはこぼれ)
田の端に、白い花の茂みが出来ていました。
仙人草は、つる性の植物なので、もともとの灌木の木に覆い被さって咲いています。下の灌木が何なのかわからない位、密生しています。これはこれで綺麗なのですが、元の木が枯れないかちょっと心配です。
別名は、有毒なため、馬も食わないことからついた名前です。
葉や茎の汁が有毒のようで、皮膚につくと火ぶくれ状の皮膚炎を起こします。
綺麗なので誤って取ったりするのは要注意ですね。
ただ、葉を揉んで手首の内側に貼付けておき、一昼夜すると扁桃炎(へんとうえん)の痛みがとれるそうです。
クレマチスの仲間です。